インクジェットは、まあ通常のプリンタから出力した印刷手法とお考え下さい。
オフセット印刷はカラーの場合CMYKについて2値化したドットに変換、
4枚の刷版に分けてそれぞれにインキを塗り分けてブランケットに転写した後
紙に転写する印刷手法です。
(オフセット印刷は大量印刷用として設計されてます。)
インクジェットとオフセット印刷では当然オフセット印刷の方が
綺麗という認識にはちょっと誤解があります。
画質(解像度に依存する部分の良さ)と色のきれいさに分けて考える必要があります。
画質については解像度が高いオフセット印刷のほうが優れていますが、
色については使用するインキの性質や方式の違いもあって、
インクジェットの方が色鮮やかな場合が多いです。
(特に名刺の小部数印刷の場合等)
また解像度が高く画像の再現性も高くなると、
逆に画像のアラ(欠点)も同時にはっきり出て来ます。
インクジェットはインキを吹き付ける方式なので、
ミクロ的にインキが拡散するので、こうしたアラはボケて視認できなくなる場合もあります。
したがってこうした側面からもインクジェットのほうがきれいに見えることがあります。
インクジェットで刷った見本を印刷所に入れて、
「安いインクジェットよりオフセット印刷の仕上がりが汚いのはなぜ?」
と聞かれる方も多いと聞きます。
名刺の場合に特化すると、例えば細かい地図を描く場合、小さい文字まで印刷したい場合、
写真を挿入する場合等では圧倒的にオフセット印刷が綺麗に仕上がります。
←「名刺の知識と情報」一覧へ戻る